先日、私のおばあちゃんが101歳で天寿を全うしました。
偶然にも、その日は妹の誕生日。これからは、妹の誕生日が来るたびに、おばあちゃんのことを思い出すのだろうなと感じています。
目次
晩年のおばあちゃんとラジオ
おばあちゃんは晩年、ラジオを聴くのが大好きでした。耳が遠かったので、小さなラジオを耳元に当てて、大きな音で「NHKラジオ深夜便」をよく聴いていました。
確か95歳の頃、「ラジオ深夜便」の月刊誌を読みたいと言い出し、娘に頼んで毎月本屋さんで買ってきてもらっていました。でも、そのうち本屋さんに行くのを忘れることが多くなったので、年間購読を申し込むことに。毎月決まった日に届くので、とても便利でした。申し込むときは「ちゃんと読めるかな」と少し迷いましたが、あれから6年。やっぱり申し込んで良かったなと思います。
思い出とこれから
これからも、妹の誕生日が来るたびに、おばあちゃんと過ごした日々や、ラジオ深夜便を楽しんでいた姿を思い出すのだと思います。
おばあちゃんの葬儀には、県外に住むおじいちゃんの弟(御年100歳)もお参りに来てくれました。亡くなったおじいちゃんにそっくりで、兄弟ってやっぱり似ているんだなと改めて感じました。
おばあちゃんのおかげで、いろんな親戚や知人と再会できたことも嬉しかったです。
101歳の葬儀は、悲しみよりも「よくがんばったね」「すごいね」と、笑顔で送り出せるものでした。
私も、おばあちゃんのように、笑顔で送り出してもらえる人生を歩みたいです。